MacBook 12インチ導入

 このブログを3年放置していたのですが、その間にメインマシンはWindowos系からMacになり、MacBook Air 11インチ、MacBook Air 13インチをそれぞれ1年前後使ってきました。VAIO Zが故障寸前の状態だったこと(実際、MacBook Airに移行した直後に電源が入らなくなりました)、Windows 8 を使う気になれなかったこと、KeynoteなどのMac用アプリが使えないと困ること(MacではParallels Desktop等を使ってWindowsアプリがあまりストレスなく使用可能)等から、Macに移行しました。スマホは相変わらずドコモのAndroid端末で、紆余曲折あって今はSharp製のAQUOS ZETA SH-01Gを使っています。この端末は、サイズは5インチ程度の雰囲気ですが、実際の画面は5.5インチとiPhone 6 plusと同じで、小さい筐体に大きい画面が特徴で、とても使いやすく満足しています。おサイフケータイを愛用しているので、今のところiPhoneは選択肢になりません。

 で、本題ですが、先週、メインマシンとしてMacBook 12インチを導入しました。MacBook Air 13インチからの移行です。これについて、いろいろとメモしておきたいと思います。

 まず、画面は超快適です。高精細ディスプレイで細部までよく見えるため、これまでだったら拡大していたようなファイルを、そのままのサイズで見ることができています。iPadが高精細になったときもそうでしたが、紙と同じような解像度で画面を見られることの快感は大きいですね。

 職場では、これまでもメインマシンを21インチ(だったかな)の外部ディスプレイにつないで使っていたので、今回もアダプターを購入し、つないで使っています。が、どうしたって外部ディスプレイのほうが粗いので、微妙な感覚になっています。こうなると外部ディスプレイも高精細のものがほしくなりますが、このマシンとはつながらないように思います。

 キーボードやタッチパッドは、すぐに慣れました。キーボードの浅い感じは、無駄がない印象で、快適です。ただ一つ、上下の矢印キーが小さく、特に上向きの矢印キーについては押し方が悪くて反応しないことがあり、タッチパッドでカーソルを動かすことが増えました。

 Macの移行は、とても楽になりました。GoogleのサービスやDropboxを使っているので、ほとんどのことがWeb経由で完了します。いくつか入れなくてはいけないソフトもありますが、千葉大ではマイクロソフト包括契約をしていてOfficeのファイルを専用サイトからダウンロードしてインストールするだけになっていたりして、あまり手間はかかりませんでした。これまで私にとっては鬼門だったiTunesの移行も、直前にApple Musicを使用しiCloudミュージックライブラリにデータをアップロードしておいたので、ラクラクでした(iCloudミュージックライブラリ自体の問題はあるのですが)。PCの移行が、ようやくスマホの移行並みに楽になってきたことを感じています。

 課題は、アクセサリ類です。ともかく、USB-Cの端子が1つあるだけですから、HDMI用のマルチポートアダプタと、VGA用のマルチポートアダプタを購入し、電源アダプタと電源用USB-Cケーブルも購入し、さらに外部バッテリー(HyperJuice2)用にUSB-CからUSB-Aにつなぐケーブルも購入しました。純正のアクセサリが非常に高価なのがとても困ります(泣)。とはいえ、これらを揃えてしまえば、端子が1つでも困ることはありません。

 最も心配だったのは、HyperJuiceからの給電でした。これについては、できるだけ大容量に対応したUSBケーブルを使い、USB端子から給電してみたところ、一応充電状態になりました。ただ、使用電力で供給電力が拮抗しているようで、バッテリー残量はずっと変わらないようでした。従来のDC OUT端子からMacBook Airへの給電であれば使用していてもバッテリー残量は増えて便利だったのですが、ここは残量が減らないということをもって実用的だと考えたいと思います。遠距離の移動ではこれからもHyperJuiceを活用できそうです。

 マシンの処理能力はこれまで使っていたMacBook Air 13インチより劣る印象です。動画を視聴しながらExcelで文章を書いたりすると、もたつくことがあります。このサイズでこの解像度だから仕方がないのかなと思っています。バッテリーは使い続けて6時間程度というところで、これもMacBook Air 13インチより劣りますが、実用上問題にはならないかなと思っています。

 MacBook Air 13インチからの移行なので、筐体は劇的に軽くなりました。またサイズも小さいので、小さな机でも十分に作業ができます。それでいてMacBook Air 11インチとは比べものにならないくらい画面の情報量は多いので、さまざまな環境での使い勝手は非常に良好です。

 ということで、MacBook 12インチ導入後のファースト・インプレッションでした。